本学ロボコン挑戦プロジェクトチームが「NHK学生ロボコン2025」に出場し、ローム株式会社の特別賞を受賞しました

 令和7年6月8日(日)、ABUアジア?太平洋ロボコン代表をかけた選考会が、東京都大田区総合体育館で行われ、本学ロボコンチームForteFibre(フォルテフィブレ)が出場しました。
 NHK学生ロボコンは、日本全国の大学や高等専門学校が参加するロボットコンテストとして1991年から始まったもので、今回は事前審査を通過した17チームが出場しました。
 NHK学生ロボコンでは毎年競技テーマが設定され、それに基づいたルールで各団体が競い合います。今年の競技テーマは「『ロボットバスケットボール』“ROBOT BASKETBALL”」で、バスケットボールにヒントを得た競技となっており、2台のロボットで構成されたチームが、オフェンスやディフェンスを行い、得点を競います。

  • 試合開始前の選手?ヒ?ットメンハ?ーの様子

    試合開始前の選手?ヒ?ットメンハ?ーの様子

  • ト?リフ?ルをする様子

    ト?リフ?ルをする様子

 本学チームは、予選リーグで、電気通信大学と大阪工業大学と対戦しました。
 電気通信大学との1戦目では、両チームが堅い守りを見せ、互いに得点を許さないまま0対0の引き分けとなりましたが、シュートを行った回数により本学チームが勝利を収めました。
 大阪工業大学との2戦目では、本学チームの1台のロボットに不調を抱えながらも残る1台で健闘を見せましたが、ファウルによる失点で惜しくも決勝トーナメント進出を逃しました。
 残念ながら予選リーグ敗退となりましたが、本物のバスケのようなディフェンスを評価され、ローム株式会社の特別賞を受賞することができました。

【チーム代表 デザイン?建築学課程3年 東 さくら さんのコメント】
 まず初めに、今大会に際し、ご支援やご声援を賜りました皆様に心より御礼申し上げます。今回のルールは機体の設計や制御といった技術面のみならず、戦略を含めた総合力が求められる大会であったと感じています。チーム一丸となって製作したロボットで全国大会への出場を果たし、実際にその動く姿をお見せできたことを嬉しく思っております。しかし、本来想定していた動きができず、戦略の変更を余儀無くされた結果、決勝トーナメントに進出することは叶いませんでした。この悔しさを後輩達の今後の活躍に繋げてまいります。

【指導教員 機械工学系 平賀 元彰 助教のコメント】
 みなさまからの多大なご支援?ご声援をいただき、心より感謝申し上げます。本大会では、残念ながら決勝トーナメントに進出することはできませんでした。試合では、特徴的なドリブル機構や相手の得点を許さないディフェンスを披露する場面もありましたが、得点に繋げることができなかった点、そしてロボットの動作の安定性を確保できなかった点は非常に悔やまれます。本大会での経験を活かし、学生たちが今後さらに挑戦し、大きく成長してくれることを心より願っております。

  • ローム株式会社より「特別賞」を受賞

    ローム株式会社より「特別賞」を受賞

  • 試合終了後、OBOGを含めたチームの記念撮影

    試合終了後、OBOGを含めたチームの記念撮影

※テレビ放映について
 大会の模様は、以下のとおりテレビ放映が予定されています。学生たちが知恵を絞って製作したロボットによる熱戦をぜひご覧ください。  
NHK総合テレビ:令和7年7月21日(月?祝) 午前10:05~午前10:59

【このページに関する問い合わせ先】
 総務企画課広報係
  TEL:075-724-7016
  E-mail:koho[at]jim.kit.ac.jp(※[at]を@に変換してください)